ガパオは料理の名前じゃないから
タイ料理はグリーンカレーにトムヤムクン。
ちょっと通なら必ず・・・
ガパオ大好き!
って言う人いっぱいいる。
でもね・・・
ガパオは料理の名前じゃないから!
インドでは聖なるハーブ トゥルシー 日本なら ホーリーバジルと呼ばれるれっきとしたハーブの葉っぱです。
ちなみにこれ普通のバジル
こちらがガパオと呼ばれる葉っぱ
ベランダ栽培でも育つので、タイ料理を自宅で食べたい人はゴールデンウィーク明けにでも撒いとく事をお勧め。
ちなみに・・・タイスーパーと呼ばれる場所では生のガパオは結構お高いです。
葉っぱごときに350円とか時期によっては500円くらいしますので、自宅栽培をお勧めします。
アタシのうちではベランダ栽培の他に敷地内に勝手に撒いて勝手に育つ雑草と化しているので、うちのアパートはタイ料理作りたい人にとってはお宝の場所です 笑
本題のガパオの作り方
まずは絶対カリカリ目玉焼き。
ふちがカリカリじゃないとガパオは許さない。
タイレストランでビニョンとした目玉焼きが出てくるとガッカリします。
カリカリのふちの所がガパオのタレと絡まって水分吸って・・・がガパオの目玉焼きじゃないですか!!
他はゆずってもいいけどカリカリ目玉焼きだけは譲らない。
フライパンに油たっぷり入れます。
カリカリにするにはこの油が必要です。
目玉焼きがカリカリになったら取り出します。
そして本体の肉や野菜を切る。
これを入れちゃ駄目ってのはおうちだからないから、普段野菜炒めに使うような具材なら良し。
って事は週末の冷蔵庫掃除になりますね!
まずはにんにくと肉類を炒める。
フライパンは目玉焼きの後 洗わずに 笑
油が多ければ少なくしてください。
あれ?唐辛子は一緒に炒めないの?って言う人。
それは台所がものすごーく広いおうちの人です。
普通のおうちの台所でにんにくと唐辛子を炒めたらケホケホってなって匂いもすごくなります。
それでも、タイ料理の本に書いてあるもんって人はその通りにやって下さい 笑
炒めたら、味の素・砂糖・醤油・ナンプラーにほんの少しウスターソース。
このウスターソースがなぜだかタイ料理っぽさを引き出します。
とんかつソースとかじゃ駄目。
調味料を入れたときに生唐辛子を入れる。
今回は子供向きだから生唐辛子は1本。
旦那は5本くらいイキます。
ここで火を止めたら、ベランダから摘んできたガパオ投入。
葉っぱだけ摘んで鍋にがぁっと。
火を止めた後の熱だけで大丈夫。
強火で炒めたりするとハーブの香りが飛ぶし苦味も出たりするから
余熱がちょうどいい。
さてガパオ手に入らないときはどうするの?ですけど
普通のイタリアンバジルでもなんとなくは出来ます。
寒い時期はうちもそうします。
無理に高いガパオの葉っぱを買わなくてもなんとなくガパオならそれでいいんです。
お皿に盛って出来上がり。
10歳児でもわしわし食べます。
白飯は足りなくてお代わりします。
何回も言いますが、息子は自称野菜は嫌いです 笑
そしてガパオライスの正式名称は カオ(飯) パット(炒める) ガパオ(ガパオの葉っぱ) ムー(豚) カオ・パット・ガパオ・ムーです。
豚ならムー 鶏ならガイ 海老ならクン
ガパオ ガパオというのはガパオの葉 ガパオの葉 だけど
まぁ実際日本ではガパオで通じるし、タイでも外国人慣れ 日本人慣れしてる店ではちゃんとガパオライスが出てきます 笑